
エレメントのデッキに興味がある人
「大会で活躍してたあのプロもエレメントだったけど、初心者でも使いやすいデッキなのかな?安いエレメントコンプリートもよく見かけるし、使用感が気になる。」
こういった疑問に答えます。
エレメント(ELEMENT)のデッキに興味があるけど、ほかのブランドも魅力的で迷っていませんか?
この記事ではブランドの歴史やデッキの特徴など、エレメントに関する情報を網羅的に紹介しています。
ぜひエレメントのデッキ購入を決める判断材料にしていただければと思います。

「軽いデッキを作りたい!」っていう夢を追いかけてきたエレメントのお陰で、各デッキブランドのテクノロジーも進化していったんやでぇ…
常にシーンを牽引し続けるビックブランド「エレメント」が気になるあたり、あなたに本物を見る目がある証拠です…!
最後までお読みいただき、バチバチに調子が良いエレメントのデッキを手にするキッカケにしてください!
エレメントは偉大な志を持つスケボー業界を代表するビッグブランド

エレメント(ELEMENT)がスケートボードのブランドとして誕生したのは1992年。
スケボー人気が急激に高まる時代のさなか、アメリカのアトランタで創業しました。
主力となっているデッキ以外にも幅広い製品を提供する総合ブランドで、多くのスケーターに愛されています。

パークに行けばデッキ以外にも、Tシャツだったりシューズ・バッグとかでエレメントのロゴを見かけることはホント多いよね!
スケボーの固定観念と言えば、どこか乱暴でヤンチャで怖い印象を感じることも多くないですか?
かたやエレメントからは、シンプルにベストを尽くし、正直で倫理的っていうブランドイメージを感じます。
好みの判断は人それぞれですが、当時としては際立っていたスタイリッシュで都会的な印象が支持され、短期間でトップクラスの人気スケートブランドに成長。
今や業界を代表するビッグカンパニーになっています!
スケボーを通じてサステナビリティを考える
「木」をイメージしたブランドロゴが表している通り、自然との調和もエレメントの軸になっているブランドコンセプト。
売り上げの一部をデッキの原材料である「メイプル」の植林活動に寄付するなど、デッキメーカー自らがサステナビリティを意識した活動をしているあたり、カッコいいんです。
どうしても森林伐採と無関係ではいられないスケボーですが、エレメントは高い環境意識と社会貢献活動を通して、スケボーと自然環境の理想的な関わり方を自ら示し続けています。
スケボーがあるライフスタイルを守るために自分たちができること
そんなエレメントらしい代表的なイベントが、「ELEMENT SKATEBOARD CAMP」。
スケボーを通じた青少年育成が目的で、小学生から高校生までの子供を対象にしたイベントです。
自然が多い環境にあるパークで開催されていて、プロスケーターや仲間達と都会から離れた環境で充実した時間を過ごします。
スケートスキルアップはもちろんですが、スケボーを通じた自然環境との関わり方を学んだり、志をともにする仲間を作る機会を提供しています。

いや、こんな体験マジで一生モノの思い出になるっしょ…
ライフスタイル的なスケボーとの関わり方とか、スケーター一人ひとりが業界の持続性を考えるこの上ないキッカケになりますよね!
おじさんも参加したいな…
「子どもたちが主体的に考えて遊ぶし、自然に協調性も育める」と親御さんからも好評!
世界的に人気のイベントになっています。
日本では千葉の柏しょうなん夢ファーム、埼玉のフォレストサンズ長瀞、兵庫のグランピングサイトIPPENの全3ヵ所で開催実績があります。
憎きコロナ禍のせいで、2019年の開催を最後にしばらく中止してるイベントですが、ホント再開してほしい。
マジコロナよ…未来のスケボーを支える子どもたちと、エレメントの志を邪魔するんじゃねぇよ…
【ELEMENT(エレメント)】
Official Website:https://www.billabongstore.jp/element/
Twitter:https://twitter.com/ElementJapan
Instagram:https://www.instagram.com/elementjapan/
Facebook:https://www.facebook.com/ElementJapan
YouTube:https://www.youtube.com/user/JPelementSkateboards
エレメントのデッキの特徴とは?軽くてキビキビしたポップ感

キックやコンケーブは比較的やや強めかなって印象をワイは持っています。
とはいえ違和感を感じるような強さじゃなく、パークでもストリートでも使いやすいバランス型でありながらも、キビキビと操作できる元気いっぱいなデッキっていうフィーリングです!
あと「このデッキ、エレメントっぽいな」って感じることといえば、やっぱり”軽さ”なんですよ。
次の見出しで詳しく書きますが、エレメントは軽さへの追及が半端ないブランドなんです。
キビキビさと軽さの相乗効果で、ポップ感がある滑りが好きな人にはたまらんデッキスペックになっています。

そのポテンシャルを引き出すには、スキルや身体能力が不可欠ではあるんですけどね!(汗)
とはいえ、キッズや女の子・スケボーの筋肉がまだ不十分な初心者にも「軽くて扱いやすいデッキ」として進められることが多いです!
ひとつ注意なのが、軽さは決してデッキの「優劣を決めるものではない」ということ。
あくまでも個人の好み。
重めのデッキのしっかりした弾き心地や、バシッとくるキャッチ感が好きな人もいーっぱいいます。
そこをふまえつつ、軽くてポップするデッキが好きなら、エレメントは選択肢の筆頭になります。
\エレメントのデッキを見る/

ブランドの傾向としてはこんな感じですが、シグネチャーモデルはこの限りではないし、標準的なチームモデルでも数種類のコンケーブで展開している場合があります。
使用感の感じ方も人それぞれなので、あくまで「そういう傾向がある」程度で参考にしてください。

できるならお店で実物を踏み踏みさせてもらうと良いんだけどねぇ~。通販の場合でも、ショップの好意でキックやコンケーブの強さを明示してくれているお店があるよ!カリフォルニアストリートやアーリーウープの商品ページを参考にしてみてちょ!
キックやコンケーブの強さがどんな影響を与えるのかは、【初心者向け】スケボーパーツの選び方解説!【おすすめも紹介】で具体的に解説しています。合わせてご覧になって見てください。
エレメントはテクノロジーデッキの先駆け的存在

エレメントはデッキ製法技術開発にもめっちゃ力を入れてるブランドなんです。
それはひとえに、時代とともに価値観を変化させていくわれわれスケーターに、常に最良のデッキを提供し続けたいとの思いから。

型にはまらない想像力と、それを実現する技術力…!
デッキ製法技術のスタンダードを押し上げ続けてきたブランドなわけですよ…。
現在ではさまざまなブランドから、木以外の異素材を使用したデッキや、特別な設計思想にもとづいて作られているデッキなど「付加価値を加えたテクノロジーデッキ」が多数発売されています。
その先駆けになったブランドがエレメント。
とりわけ、耐久性を維持したまま軽くすることを追求する姿勢が特徴的です!
フェザーライト
名前の通り、軽さにフォーカスしたラインです。
通常7プライの木の板を重ねて作られるデッキですが、フェザーライトでは1プライあたりの厚さを薄くすることによって、デッキを軽くすることに挑戦。

薄くなるってことは耐久性が心配…って思うんですが、これが心配ご無用なんですよ。
良質なメイプル材の中でも最も密度が高い最上級の部分だけを厳選して使い、いくつかのプライの木目を交差させる製造法によって耐久性を担保しているんです。
羽のような軽さと耐久性を両立したデッキ製造方法は、今でもエレメントデッキの核となる技術になっています。
ファイバーライト
スケボーデッキに木以外の素材を組み合わせるという発想を持ち込んだ、歴史的な一本。
ファイバーライトは、芯となるプライを木材から「グラスファイバー」に置き換えることで、さらなる軽量化と高反発を目指したデッキです。
付加価値的に適度なフレックスも生まれ、耐久性も向上しました。
デッキの製法にテクノロジーという概念を持ち込み、世界中のスケーターの注目を集めました。
プッシュ(カーボンファイバーヘリウム)

フェザーライト・ファイバーライトで培った知見を総動員した、エレメントの技術の結晶とも言えるデッキ製法です。
特筆すべきヘリウムテクノロジーと呼ばれる独特の構造は、なんと「デッキ内に5つの空洞を作る」というチャレンジングなもの。
もちろん強度的な問題が立ちはだかりますが、フェザーライトやファイバーライトの技術プラス、空洞部分に波型のプライを挟むことで強度を保つことに成功…!

ものすごい探究心やで!技術者リスペクト!
ヘリウムテクノロジーは、一般的な製法のデッキより10%も軽量化することをかなえました。
軽さを追求する意味では、最も高い技術で作られたデッキだと言えるでしょう。
製造コストやニーズの関係からか、現在では通常のベーシックなデッキとフェザーライトの2ラインの展開が主な様子です。
研究開発する姿勢を崩さず、製法の常識を塗り替え続ける底力はさすがビックカンパニー。
「こういうデッキを作りたい!」というサイエンス的発想と、「この技術ならこんなデッキが作れる!」というテクノロジー的発想のバランスが秀逸で、そしてそれを実現する力こそエレメントがトップブランドとして君臨し続ける所以です。
これからもどんな発想でデッキを開発していくのか、マジで楽しみです!
\フェザーライトのデッキを見る/

エレメントのコンプリートは初めての一本として最適解のひとつ

他の有名メーカーと同じように、エレメントにも価格を抑えた純正コンプリートのラインナップがあります。
価格が抑えられている分、品質や使用感が劣っていないのか心配だな…と思われる方も多いようですが、まーったく全然問題ないです。

ワイが知る限りでは、トラック・ウィール・ベアリング・デッキテープ・ビスに至るまで、全ての基本パーツに自社ブランドの名前を冠したプロダクトを持つのはエレメントだけ!
各製造工場との強いつながりをもつビックブランドだからこそ、安価かつ品質も担保されたコンプリートを提供できるんです。
ただひねくれた言い方をすれば、これといった特徴がない、ひたすらにベーシックな作りのコンプリートです。
明確に「〇〇がしたい!」っていう目的があるならば、エレメントの純正コンプリートは最適な選択にならないかもしれません。

とはいえ、つまりは癖がなく素直な使い心地だっていうことですぜ。
スケボーは成長の過程で「自分の好みを知る・自分好みにセットアップを育てる」ことがなによりの醍醐味なんです。
その自分なりの基準を育てていく初めての一本として、むしろエレメントのコンプリートは最適解のひとつでしょう。
あなたのスケボーデビューに十分な働きをしてくれるのは間違いないっす!
\エレメントのコンプリートを見る/

ワイ的推しビデオ!!エレメントの名作【PEACE(2018年)】
変な話、エレメント勢は大会で活躍しているイメージが強くて、クリーンでアスリート的なブランドなんだなというイメージをなんとなく持ってました。
いやはや、ごめん、この2018年にローンチされたPEACEを見れば一目瞭然よ。
ビッグカンパニーのエレメントも、ストリートに根付いたスケートブランドだってことを多弁に語ってくれます。

トリのメイソン・シルヴァよ…躍動的なんだけど溢れ出るメロウなスタイルがもうたまらん…
全編を通して感じる都会的な雰囲気と軽さが、なるほどエレメントだなって唸っちゃいましたわ…
エレメントはシーンの底上げを常に牽引し続けてきたビックブランド

今回の記事では、
- エレメントの歴史
- エレメントデッキの特徴
- エレメントの名作ビデオ
これらを紹介してきました。
エレメントは時代ごとの多様なニーズに寄り添い、独自のテクノロジーでさまざまな問題を解決してきた研究熱心なブランドです。
エレメントが開発してきた技術によって、業界全体のクオリティーが底上げされてきたのは紛れもない事実です。

エレメントをまだ使ったことがないあなたも、スケボーの教養のひとつとして知ってもらって、デッキを選ぶときの判断材料として使ってくれれば最&高!
数あるデッキメーカーの中でも、エレメントはトップクラスのこだわりを持ってデッキを作っているビックブランド。
ぜひエレメントのデッキを手にとって見てください。
ハイクオリティーなデッキでテンション爆上げして、スケボー沼にどっぷりハマっちゃうキッカケにしてくれれば幸いです!
\エレメントのデッキを見る/

\エレメントのコンプリートを見る/

コメント