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【オルモスト】デッキの特徴を徹底解剖|楽しさを求めた先の技術力

オルモストのデッキに興味がある人

「オルモストデッキの特徴ってどんなんだろう。グラフィックも都会的でかっこいいし、ライダーも超テクニカルで凄すぎる…。初心者でも使いやすいデッキなのかな?」

こういった疑問に答えます。

オルモスト(ALMOST)のデッキに興味があるけど、ほかのブランドも魅力的で迷っていませんか?

この記事ではブランドの歴史やデッキの特徴など、オルモストに関する情報を網羅的に紹介しています。

ぜひオルモストのデッキ購入を決める判断材料にしていただければと思います。

西野
西野

とにかくライダーみんなテクニカルで目ん玉飛び出ます。その足元を支えるデッキへの科学的アプローチも、”オルモストらしさ”なんですよねぇ。

デッキ製法の可能性を広げ続ける「オルモスト」が気になるあたり、あなたに本物を見る目がある証拠です…!

最後までお読みいただき、バチバチに調子が良いオルモストのデッキを手にするキッカケにしてください。

この記事を書いた人
にしのやすひろ

初心者に優しいスケボーブログを運営するスケーター18年生のアラフォー⚡トリックノウハウ×基礎知識×ポジメンタルを発信中|スケボー3度挫折→横乗りの自由さと仲間に救われ復活|スケボーは継続こそ最強⚡頑張るあなたのモチベを支えます|スケボー初心者の必読ブログを目指し日々奮闘中!

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オルモストはテクノロジーであらゆるニーズに応えるデッキブランド

引用:@almostskateboards

『ALMOST SKATEBOARDS(オルモストスケートボード)』通称オルモストは、初心者からプロまで扱いやすく、幅広い年齢層のスケーターから支持されるオススメのデッキブランドです!

業界最新鋭のデッキクオリティを誇り、カーボンを使用したデッキなど、テクノロジーをふんだんに取り入れた高品質のデッキ開発に力を入れています。

その開発の歩みは現在に至るまで止まることがなく、常にトップクラスのライダー達を抱えるスーパーブランドに成長しています。

西野
西野

テクニカル・インテリジェンス・テクノロジーっていったらオルモストが真っ先に思い浮かびます。唯一無二のポジションで抜群の存在感がありますね~。

新技法をふんだんに盛り込んだスケートギアに、ちょっと洒落の効いたスタイリッシュなデザインが特徴。

ブランドイメージやグラフィックの良さだけではなく、デッキのクオリティそのものにこだわりを持つ人から選ばれることが多いブランドです。

オルモストは2人の天才が追い求めたスケートボードの理念を形にした

オルモストを立ち上げたのは、世界的にスケートボード界をリードして来た2名のレジェンド天才スケーター、ロドニー・ミューレンとデーウォン・ソン。
それぞれ所属していた会社から独立し、2003年に設立されました。

これまでのスケート業界ではあまり例がなかった『テクノロジーを押し出したデッキ製法』を選んだ理由は、「スケートボードに楽しさを取り戻すこと」だと2人は語ります。

西野
西野

”危険なスタント”を追い求める態度よりも、戯れるような本来のスケートスタイルを求めたんですな。

『思い通り動いてくれて信頼して身を委ねられるデッキ』こそ、オルモスとの真骨頂です。

軽くポップが強いコントラーラブルなデッキを実現するため、スケートボードの構造レベルをさらに押し上げる必要があると考えたんです。

ラクで楽しく扱えるデッキを追い求めた結果、テクニカルな上級者にも、始めたばかりの初心者にも扱いやすいデッキにたどり着いたのが興味深い…!
結果、スキルや年齢・スタイルを超えた幅広いニーズに求められるデッキブランドが爆誕したんですね~。

『ALMOST SKATEBOARDS(オルモストスケートボード)』
Official Website:https://almostskateboards.com/
Instagram:https://www.instagram.com/almostskateboards/
Facebook:https://www.facebook.com/almostskateboards
Twitter:https://twitter.com/almostskate
YouTube:https://www.youtube.com/almostskateboards

オルモストのデッキの特徴とは?硬い使い心地と強いポップ感が印象的

引用:almostskateboards.com

オルモストは『実際に違いが分かるデッキメーカーのひとつ』だと感じます。
最初に乗ってみたときの感触は軽くて硬い感じで、それにともなう強いポップ感があるのに気づくはず。

設立当初からテクノロジーデッキの開発に積極的で、硬く頑丈なデッキを実現するため、木材以外の異素材を組み合わせ開発している代表的なブランドです。

オルモストのテクノロジーデッキ【軽さと堅牢度の両立】

創始者のロドニー・ミューレンは数学的志向が強いことで有名で、デッキ開発にも彼のインテリジェンスが思う存分発揮されています。
カーボン素材を使用したデッキが特徴的で、

  • IMPACT SUPPORT
  • IMPACT PRO LIGHT
  • UBER LIGHT

といったシリーズが代表作です。
これらの高性能デッキは、最前線で活躍するトップライダーのテクニカルなすべりをサポートし、フィードバックを受け、ブラッシュアップを続けています。

【IMPACT SUPPORT】

引用:impact-skate.com

英語で「衝撃耐久」を意味するネーミング。
その名の通り耐久性アップを目的として作られ、オルモストを一気に有名にしたテックデッキです。

トラック取付け位置に丸い形状のカーボン素材を入れ込むことで衝撃を分散し、耐久性を飛躍的にアップ。
特にステア・ギャップが好きなスケーターに受け入れられました。

西野
西野

デッキのヒビって、まずビス穴付近から発生することが多いでしょ?ここを最初に補強してやろうって考えたんだね!

ほかのデッキブランドもテクノロジーデッキをリリースしていますが、やっぱり若干お値段お高めになる傾向があります。
その点IMPACT SUPPORTは、重要なピンポイントに限定してカーボン素材を使うことで求めやすい値段を維持

性能向上を果たしつつ、お値段据え置きな鬼コスパ!
このスケーターファーストな感じもオルモストらしいんですよね~。

\IMPACT SUPPORTのデッキを見る/

【IMPACT PRO LIGHT】

引用:impact-skate.com

IMPACT SUPPORTの頑丈さに、さらなる軽さを追い求めた逸品。
従来はトラック部分だけだったカーボンシートを、デッキ表面の中央全体に使用しています。

IMPACT SUPPORT同様、激しい着地に対応するとともに、デッキ全面にわたってカーボンの張力が働くためしなやかさがプラス。
さらに折れにくいデッキに仕上がっています。

西野
西野

カーボンの量が多くなるから値段が気になるけど、これが心配無用。
カーボンで強度が補われているぶん、メープル材を1プライ減らして原価と重量を圧縮してるんです…!

頑丈さ・軽さ・価格すべての面で欠点が見当たらないという、ちょっと強すぎるデッキスペックになっています…。

『薄くて軽い乗り心地』を感じたい人はIMPACT PRO LIGHT、逆に『カッチリした感触が好みの人』は前述のIMPACT SUPPORTといった感じで選べばOK!
この2つのラインはオルモストの主力製品になっています。

\IMPACT PRO LIGHTのデッキを見る/

【UBER LIGHT】

オルモストのテクノロジーを制限なくつぎ込んだフラッグシップモデル。
通常のデッキでは得ることが出来ない反発力が加えられているとされる、超軽量最高級モデルがUBER LIGHTです。

西野
西野

まあ、「通常のデッキでは得ることが出来ない反発力」ってのは数字で表せないんで、話半分で聞いておけばいいと思っていますww

前述した2つのIMPACTラインでは、1プライ分の厚さのカーボンシートで補強していました。
一方でこのUBER LIGHTは、実に3プライ分の厚さを持つカーボンプレートをデッキの中心に配置。

引用:skate-the-planet.com

とにかく性能に振り切ったスペックなので、そりゃもう相当折れ耐性は強く、業界内でも最も軽いデッキの一つに仕上がっています。

ただいかんせん、さすがに値段に反映されちゃってます。
材料費もさることながら、特殊な製造工程を持つため製造数に限りがある様子。
一般的なデッキに比べ1.7~2倍ほどの価格になっています。

西野
西野

正直オルモスト側からしても主力製品にするつもりはなくて、技術証明とかポジショニングの観点の製品なんじゃないかと推測しています。
個人的にも、この価格差の元が取れるほど、使用感に差はないと感じました~。

とはいえ、車で言うフェラーリみたいなもんで、最高の技術が結集されたプロダクトの所有感はバキバキにあります!
一度どんなもんかと体感しておくのも、教養として全然有りなんじゃないでしょうか。

\UBER LIGHTのデッキを見る/

オルモストデッキのシェイプはキックもコンケーブも比較的強め

引用:@almostskate

オルモストデッキを踏んでみると、まず感じるのがキックの強さ。
コンケーブもやや強めで、キツめのシェイプをもつデッキブランドの代表格です。

キックが高いぶんデッキの立ち上がり角度が増えるため、一般的にはオーリーの高さが出しやすい形状と言われていますね!

西野
西野

まあそうはいっても、『スキル>>>道具』ですけどね!
キックが強かろうといきなり高くなるはずがないのです…
使い心地の好みで選んじゃってOK!

一般的にキックが強いデッキは踏み込みが重いんですが、オルモストデッキは重量が軽いぶん、あまり力が必要な印象は受けませんでした。

ただこの兼ね合いは一長一短。
しっかりした叩き心地がほしい場合、あえて重くて低いデッキを選ぶ人ももちろんいます。

オルモストは『クイックで軽いスタイルを出したい人』にピッタリのデッキスペックを持っていると言えるでしょう!

ブランドの傾向としてはこんな感じですが、シグネチャーモデルはこの限りではないし、オルモストには実際『フル(コンケーブ強め)』『メロー(コンケーブ普通)』といったシェイプ展開があります。

使用感の感じ方も人それぞれなので、あくまで「そういう傾向がある」程度で参考にしてください。

西野
西野

できるならお店で実物を踏み踏みさせてもらうと良いんだけどねぇ~。
通販の場合でも、ショップの好意でキックやコンケーブの強さを明示してくれているお店があるよ!
カリフォルニアストリートアーリーウープの商品ページを参考にしてみてちょ!

キックやコンケーブの強さがどんな影響を与えるのかは、【初心者向け】スケボーパーツの選び方解説!【おすすめも紹介】で具体的に解説しています。合わせてご覧になって見てください。

オルモストはテクノロジーを使った軽くて良く跳ねる素材に、キビキビと動いてくれるシェイプを組み合わせることによって、相乗効果を狙っているんだろうと想定できます。

あなたが軽いスタイルでテクニカルな滑りを目指すスケーターなのであれば、まず一回使ってみるべきデッキブランドです…!

\オルモストのデッキを見る/

世界一環境に優しいスケボーデッキ『スーパーサップ』

引用:@dwindledistribution

スーパーサップとは、環境への負担をとことん減らした”サスティナビリティな制作手法”で作られたデッキのこと。
オルモストが参画しているディストリビューター「ドゥインドルディストリビューション」が展開しています。

ドゥインドルはこれまでスケボーの製造で当たり前に使われてきた、石油系合成樹脂接着剤の使用を見直しました。

”SAP”とは直訳すると樹液”という意味。
スーパーサップで使われる接着剤の原料は樹木由来で、もともと製材所から排出される廃棄物をリサイクルしたバイオベースの新素材を開発しました。

引用:almostskateboards.com

1ガロン(約3.8リットル)あたり21枚のスーパーサップデッキを製造できるんですが、従来の製法に比べて『470mlの水85本分・スマートフォン1,300台の充電電力・自動車排気ガス16キロ分』もの資源を削減することに成功しています。

西野
西野

シュリンクラップ(新品デッキが包まれてる透明のフィルム)も廃止して、100%土に還る植物素材由来のバッグに入れられ手元に届きます。この動画35秒あたりにバッグが映ってます。むしろお得感あるよね!

「まあ環境に優しいデッキなのは分かったけど、耐久性どうなのよ」と思ったんですが、今までの接着剤と比較しても性能に差がなく、問題ない耐久性を持つことをメーカーが保証しています。

「じゃあそんだけ頑張って開発した技術なら、さぞかしお高いんでしょ?」となるのが当たり前なんですが、これがなんとお値段据え置き

西野
西野

当然研究開発費はかかってるんだろうけど、サスティナブルな価値観のもと「スケーターがスケボーを続ける負担になるわけにゃいかねえよな」っていう心意気が見えるんですよ、このデッキには。

オルモスト以外のドゥインドル傘下ブランド、ブラインドやエンジョイなどでもスーパーサップのデッキがリリースされています。

なんとなく破壊衝動の現れとして扱われがちだったスケボーでしたが、それはもう古い価値観なのかもしれないですね。

スケーターひとりひとりもスケボー業界の持続性を考え、エシカルな製品を選んでいくのがクールになっていくでしょう!

\オルモストのSUPER SAPデッキを見る/

オルモストの名前をスケボー史に刻む名作ビデオ2選

引用:@almostskateboards

オルモストの設立コンセプト『スケートボード本来の楽しさ』を見事に表してるなと思うビデオが2つあります。

  • Round 3(2004)
  • cheese & crackers(2006)

もちろんどんな滑り方もスケボーの魅力であることは大前提としつつ、どれだけ長いレールをグラインドするか、何段の階段を飛び降りるかの競争に、ちょっとおなかいっぱいになっちゃってません?
そんな人に本当にオススメの2作です。

ちょっとスケボー行き詰まってんな…って感じてるときに見ると、「そうだ、ただ楽しめばいいんだった!」って再認識しちゃうことを保証します…!

Round 3(2004)

ミューレンとデーウォンという、超テクニカルを代表する天才的な2人をフィーチャーした『ROUNDシリーズ』の完結編です。

過去2作と違い、自分たちで立ち上げたブランドからの販売ということもあって、大きな反響を呼びました。
2人にとっても代名詞と言える超名作ビデオです。

西野
西野

2人ともマニュアルしてない時間の方がすくねえんじゃないか!?ってくらい、常になんかしてますw
えげつない回し方するし、体幹おばけですわ…

もしRound3をまだ見たことがないのであれば、あなたが知らない史上最高のトリックが無数にあるはずです。

「スケボーってこんな事もできるんだ…」と、心が揺さぶられる準備をして、動画をクリックしてみてください。

cheese & crackers(2006)

ハスラムとデーウォンという人智を超えたスケートスキルの二人が、『ミニランプだけ』で作り上げた大傑作です。
いつ見てもワクワクするスキルと遊び心が爆発しています。

西野
西野

前半は異常なまでの美しさ。
後半はチャートから外れた創造性。
本当に目を離す瞬間がないんだよなぁ…(幸せ)

本編15分ほどのショートスケールビデオなんですが、サクッと見ようと思って用意したコーヒーが、口をつけないまま冷めてしまうことに注意してください。

本当にクリエイティブなものってのは、こういう限定された環境から生まれるんだなぁと。ここまで出し尽くされると爽快です。

オルモストの技術力は常に”楽しさの先”にある

今回の記事では、

  1. オルモストの歴史
  2. オルモストデッキの特徴
  3. オルモストの名作ビデオ

これらを紹介してきました。

オルモストが『高いクオリティーと先進性を誇るデッキブランド』であることをお分かりいただけたと思います。

オルモストにとってテクノロジーとは、あくまでも『スケボー本来の楽しさを引き出すため』に使用されるもの。目を見張るテクニカルな滑りの中でも、めっちゃ楽しそうにスケボーに乗ってるライダーたちを見れば一目瞭然ですね。

オルモストをまだ使ったことがないあなたも、スケボーの教養のひとつとして学んでいただき、デッキを選ぶときの判断材料として使ってくれれば嬉しいです!

この記事があなたにとって、バチバチに調子が良いオルモストのデッキを手にとってみるキッカケになってくれれば幸いです!

\オルモストのデッキを見る/

\オルモストのコンプリートを見る/

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